有機性廃棄物を資源へ変える低温熱分解型アップサイクルユニット
PISTECとは
PISTECは、廃プラや食品残渣、生ごみ、木くず、排泄物などの有機性廃棄物を、低温熱分解により減容・資源化するアップサイクルユニットです。
炉内を低酸素状態に保ちながら有機物を分解し、最終的に炭酸塩として回収します。燃焼を伴わないため、CO₂やダイオキシンの発生を抑制しながら処理を行うことが可能です。
また、有機物であれば基本的に分別は不要で、さまざまな種類の有機性廃棄物をまとめて投入できるため、廃棄物管理の効率化や産業廃棄物排出量の削減に貢献します。
特徴
- 火を使わずに有機ごみを再資源化
炉内を低酸素状態に保ち、100~260℃程度の低温で有機物を分解します。燃焼を伴わないため、焼却由来のCO₂やダイオキシンの発生を抑制しながら処理を行います。
- 幅広い有機性廃棄物に対応
廃プラや食品残渣、生ごみ、木くず、排泄物など、多様な有機性廃棄物を処理できます。有機物であれば基本的に分別不要で、まとめて投入することが可能です。
- 大幅な減容を実現
投入された有機物は炭化・減容され、最終的に炭酸塩へと変換されます。およそ300分の1まで減容できるため、保管スペースや搬出量の削減に貢献します。
- 24時間365日連続運転
電源と水道があれば運転可能で、管理者の常時立会いは不要です。化学反応熱を利用した処理方式により、省エネルギーで安定した連続運転を実現します。
- 省スペース・低ランニングコスト
設置スペースは最大モデルでも約5畳程度。化石燃料を使用せず、電力と水道のみで運転できるため、導入しやすい設備構成となっています。
原理
低温熱分解により有機物を炭酸塩へ変換
PISTEC-4Sは、動植物性残渣や有機汚泥など、高含水率の自然有機ごみ処理に特化したバッチ式の装置です。
投入された廃棄物は、自動投入・計量された後、洗浄・撹拌・粉砕プレス工程を経て、油水分離と温熱乾燥による減容処理が行われます。
乾燥工程では140~160℃の温熱乾燥により、固形物の殺菌および減容を実施します。
回収されたオイルは石鹸類や工業用油として再利用でき、乾燥後の残渣はバイオマス原料として活用可能です。

用途
省エネで運用可能かつ、さまざまな有機物に対応するため、業種を問わず、幅広い現場で活用することが可能です
- 各種工場
生産過程で生じる事業系・産業廃棄物 - 農業
ビニールゴミや残渣などの有機ゴミ - 漁業
使用済みの漁網など - 畜産業
家畜の糞尿や飼料袋などの畜産廃棄物 - 空港や商業施設
企業のイメージアップとコストダウン - 船や離島など
廃棄物を現場で処理できるため搬出不要
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